初盆。
喪が明けてもまだまだ忙しい日々は
続くというほどでもありませんが、
やはり初盆は?
法要の一つですから、気が抜けないもの。
(しっかりと行いたいもの)
ただ、やはり全員が参列できるか
というと?
もろもろの都合で参加できずに、
御供物や御供物料だけを送って
くる方も当然いるわけで。
そういった場合には?
お礼状を送るのがマナーというか
筋というか。
一般常識というか。
でも、初盆のお礼状の書き方なんて
分かりませんよね?
というわけで?
例文(文例)をチェックして、
さくっと書いてしまいましょう。
初盆のお礼状 例文は?
さっそく見て行きましょう。
と言いたいところですが?
まずはお約束を知っておきましょう。
・故人の名前を必ずフルネームで入れる。
・文中には句読点「。」や「、」
は使わない
・法要に参列してくれたお礼、香典を
いただいたお礼を述べる
・施主(せしゅ)の名前はフルネームで書く
・縦書きで書く。
※例文は横書きになっていますが、
便宜上そうしています。
本来は縦書きです。
お香典やお供え、お花などを頂いた場合に
お礼の品を送る場合の文例。
拝啓
時下ますますご清祥のことと心よりお慶び申し上げます
亡父 〇〇〇 初盆に際しましては
ご鄭重なるご厚志を賜り大変有難く存じております
故人もさぞかし浄土において感謝していることと思います
つきましては亡父の初盆供養のしるしとして
心ばかりの品をお送りいたします
何卒ご受納賜りたくお願い申し上げます
本来であれば拝眉の上お礼を
申し上げるべきところではございますが
略儀ながら書中をもちまして
お礼かたがたご挨拶申し上げます
敬具
平成○○年○○月○○日
郵便番号 住所
喪主 (フルネームを記載)
親族一同
<当日参列してくれた方にお礼をこめた
引き出物と一緒に添える場合>
拝啓
時下ますますご清祥のことと心よりお慶び申し上げます
この度 亡〇 〇〇〇儀 初盆に際しましては
お暑い中をまたご多忙中にもかかわらず
お集まり頂きご鄭重なるご厚志を賜り
大変有難く存じております
故人もさぞかし浄土において感謝していることと思います
ささやかではございますが
亡〇の初盆供養のしるしとして心ばかりの品を用意いたしました
何卒ご受納賜りたくお願い申し上げます
略儀ながら書中をもちまして
お礼のご挨拶とさせていただきます
本日はまことに有難うございました
敬具
平成○○年○○月○○日
郵便番号 住所
喪主 (フルネームを書く)
親族一同
初盆に参列された方へ
お礼状だけを送る場合
拝啓
時下ますますご清祥のことと心よりお慶び申し上げます
亡〇 〇〇〇儀 初盆に際しましては
ご鄭重なるご厚志を賜り大変有難く存じております
故人もさぞかし浄土において感謝していることと思います
本来であれば拝眉の上
お礼を申し上げるべきところではございますが
略儀ながら書中をもちまして
お礼かたがたご挨拶申し上げます
敬具
平成○○年○○月○○日
郵便番号 住所
喪主 〇〇〇(フルネームを書く)
親族一同
初盆のお礼状 テンプレートはある?
初盆のお礼状。
手書きで書いて出すのが丁寧なのは
もちろんですが、数通ならともかく、
何十通となると、大変です。
それこそ、腱鞘炎の危機が
やってきます(汗)
であれば?
テンプレートを活用して、
書かずに出してしまうという手もあります。
こういったものは、出すことが大事で
絶対に何が何でも手書きで出す!
というわけではありませんからね。
もちろん、特別にお世話になっている人には
手書きで送るというように、
お付き合いの深さで使い分ければいいかと。
故人の職場には印刷したハガキで送るとか。
故人の親友には、きちんと手書きで
書いて出すとか。
そのへんは、ケースバイケースです。
ちなみに、お礼状だけでなく
お返しの品を贈りたい
という場合は?
これとか。
香典返し専門店【お返しナビ】
こういったサービスを使えば、
条件はありますが、挨拶状や掛紙(のし)
を無料で付けてくれることも。
うん。助かりますね(笑)
初盆のお礼状 はがきで出すのはアリ?
初盆のお礼状。
手書きで書いて送るのがベスト
ですが、そうも言っていられない
というのがお盆の時期。
何かと忙しいのに、全部手書きで
書いていられない!
って気持ちなりますよね?
でも、大丈夫です。
ハガキで出すのもマナー違反では
ありませんから♪
こういうのは速やかに出すのが
鉄則ですから、印字されたハガキで
出すというのもアリですよ。
まとめ
普段はなかなか書かない
初盆、新盆のお礼状。
こういうのは文例もさほど
種類があるわけでもないので、
あまりこだわらずに、
無難な感じにすればいいや
ぐらいで大丈夫です。
それよりも?
早く出すということを心がけましょう。
お礼状を出さないと?
地域によっては、もしくは人によっては
そういうのにうるさい、細かい
人もいますから。
絶対w